スポーツシフト

V8ヴァンテージ・ロードスター6速マニュアルトランスミッションに電動油圧制御機能を与えるスポーツシフトは、ギアシフトのタイミングを向上させ、従来のマニュアルギアレバーに代わりセンターコンソールに設置されたボタンによってAuto Drive(オートドライブ)、Reverse(後退)、Neutral(ニュートラル)モードをそれぞれ選択できる仕組みとなっています。

マニュアルでの変速はPaddle Shift(パドルシフト)モードを選択します。新型の超敏速なシステムによって、ドライバーはステアリングホイールに設置されたパドルを使用した指先による変速が可能となり、レシオ(比率)を介してスムーズかつ俊敏に変速できます。

スポーツシフトは、市販されている標準マニュアルトランスミッションに比べ最高3倍の速さでの変速を実現し、ドライバーがわずか約0.2秒間で正確に変速出来るようになっています。また、すべての走行条件に適応させるために、より快適な変速を提供する「Comfort(快適性)」モードもオプション装備としてご用意しています。このモードはセンターコンソールのボタンを押すと選択されます。

スポーツシフトの機能性は低速「徐行」機能によってもさらに充実したものとなっています。運転操作の補助としての役割を果たすこの機能はクラッチをゆっくり繋ぐことで、車両は4mphまで徐行することができます。これにより、ドライバーは駐車時にスロットルコントロールに気を取られることなく車の位置決めに集中することが可能です。スポーツシフトには、稼動時にシステムが変速のタイミングを完全制御し、すべての走行条件において適切なギア選択を行うドライバー選択式のAuto Drive(オートドライブ)モードが含まれています。

スポーツシフト装備のヴァンテージ・ロードスターは、低極慣性モーメントや優れたバランスを確保しつつ、全体の車両重量への加重もごくわずかにとどめており、ロードスターの最適な重量配分49:51への影響も最小限に抑えています。同様に、最高速度性能も変わらず280 km/h (175 mph) を実現しています。